セルフケアで膝の痛みを取る方法と絶対に履いてはいけない履物とは?
カテゴリー:膝の痛み
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こんにちは、白石接骨院いとうです。
コロナウィルスの影響により、外出も控えていて、運動不足ではないでしょうか?
痛みを抱えた方にはちょうど良い休養期間と捉えて、しっかり治す時期にしたいですね!
本日は「セフルケアで膝の痛みを取る方法と絶対に履いてはいけない履物とは?」をお伝えします。
膝の痛み、というとさまざまな病名がありますが、今回は「膝の痛み」という一括りで説明しますね☆
膝の痛みの種類
病名を上げるとたくさんの名前が出てきます。
若い年代だと、オスグット病、ジャンパー膝、鵞足炎、半月板損傷など、 40代以上になると、変形性膝関節症が代表例でしょうか。
当院での「膝の痛みの場合、ここは絶対外してはダメ!」 というほど、施術で攻めるポイントと方法をご紹介します☆
ポイントとなるのは筋肉なのですが、その筋肉の緩め方がプロでも苦労するのです。
もちろん、緩めるからと言ってそこをマッサージするなんてことはありません。
マッサージする先生がいたら教えてあげてください。
「先生、そこ押されると本当に痛いのでやめてください…」と。
知っていただきたいことは、マッサージをしなくても筋肉は緩められるということです。
この記事を良い機会にして、セルフで筋肉を緩める術を身に付けてみてください(^^)/
ご家族で膝の痛みを訴えた方に「手当て」と同時に、スキンシップをはかることもいいですね!
お子さんは、お母さんに触れられるだけで安心しますしね(^_-)-☆
痛がってる旦那さんには、「触りたくない!」と言わないで、かわいそうなので手当をしてあげて下さい…
先ほども書きましたが、今回お伝えするセルフケアの方法は、病名に限らず「膝の痛み全般」に効果的ですので、行ってみてください(^_-)-☆
膝が痛い時に硬くなる筋肉はどこ?
早速、答えを言いましょう。
それは膝裏にある筋肉です。
膝に痛みがない方でもほとんどの方が触れられるかと思いますので、指で触れてみてください。
※黒丸のところ
見つけるために、初めは本当に優しく押したまま左右にずらしてみてください。
強く押すと本当に痛いので、ゆっくり優しく行ってください。
「コリッ」「ゴロッ」とした感覚はありますでしょうか? その筋肉が悪さをしているのです。
この筋肉を緩めるだけで、
・歩くと痛かった…
・椅子から立つときに痛い…
という症状がなくなる方もたくさんいらっしゃいます。
お子さんも、お婆ちゃんの膝もこの筋肉一か所緩めるだけで大きく変わります。
「もったいぶらないで早く教えて!」
なんて声が聞こえてきそうなので、緩める方法をお伝えします。
膝裏にある硬くなっている筋肉に指を当てたまま、写真の様な姿勢になり、足首を上・下と動かしてみましょう。
動かしている間も指の力は変えないのがコツです(^^♪
初めから強く押すと、動かしたときに痛みがさらに強くなりますので、初めは「弱いかなぁ?」くらいで行ってください。
お子さんに行う時には、さらに慎重に行ってください。
普段、旦那さんに攻撃できないお母さんは、この機会を利用して意地悪に少し強く押しちゃいましょう♪
悲鳴を上げてしまうほど、わずかな力の加減で痛がりますので…( ̄▽ ̄)
何回か先ほどの動作をするうちに、押している指の感触が弱く(筋肉が柔らかく)なるでしょう。
指が先ほどより押せるようになりましたら、もう少し指を押してみます。
くれぐれも勢いよくは押さないでくださいネ!
さっきよりも緩んでると感じたら、一度先ほど痛かった動きをしてみてください。
すると、先ほどの痛みが楽になっているとでしょう。
押しが強かった場合には、少しの間は軽さを感じないこともありますが、大切なのは「痛みが楽になる」ことです。
脚が軽くなったことよりも、痛みがどう変化したかをみてください。
膝裏の次に攻めるべきポイント
では、次は足首を強くして、膝への負担を減らしましょう。
人間の身体は、下半身、しいては足首や膝は、コンクリートで固められている「家の基礎」にあたります。
その基礎が崩れたり、不安定だと、上に乗っている家の部分に必ずひずみが生じます。
身体も同じように、足首や膝に不安定さがあると、股関節や腰、背骨にまで影響を及ぼします。
足首に力が入らないと、踏ん張ることも、歩くことにも支障をしたします。
その足首の動きに連動して膝に負担がかかってしまい、先ほどの膝裏の筋肉が硬くなるのです。
では、その足首を強く良くするにはどのようにすれば良いのでしょうか?
足首を強くする方法
方法はいたって簡単です♪
足首を左右から両手で強く挟んで、グルグル、と回すだけです。
たったこれだけ。 今でもありますが、準備体操での「手首足首~♪」なんていって回しますが、あれはやっちゃダメです( `ー´)ノ
絞めていない状態で行うと、足首に力が入らなくなり、捻挫しやすくなります。
実験として、
①絞めて足首をぐるぐる
してから、片足出して踏ん張ってみます。
次に、
②絞めないで足首をぐるぐる
してから、片足出して踏ん張ってみます。
いかがですか?
絞めないで踏ん張った方は少しぐらつきませんか?
準備体操なのに、力を入りにくくしていたなんて怖くありませんか?
未だにこの準備体操を教えている指導者の方は、選手にしないよう指導をお願いします(=゚ω゚)ノ
さてさて、膝裏の筋肉を緩めて、足首を強くしたら次は、靴の選び方です。
膝が痛いあなたが、はいてはいけない靴は、
サンダル・つっかけ・スリッパ・長くつ です。
これらの履物は足首の動きを著しく制限してしまい、緩めた筋肉、強くした足首をすぐに硬く、力を弱くします。
「作業でどうしても履かなきゃいけない…」というのは仕方ありませんが、当院の患者さんには基本「履いちゃだめぇ~」とお伝えしています。
この履物に関してのアドバイスは10年ほど前からお伝えしています。
それ以来、きちんと守っていただく患者さんはきちんと結果も出ています。
痛みを長引かせるのは簡単ですが、治るタイミングってあるんですよ。 そのタイミングを逃すのは大変もったいないです。
やるときは一気にやる! その方が後々苦労しませんので(=゚ω゚)ノ
筋肉を緩める+足首を強くする+日常的にサンダル系や長くつを履かない
ということは、私も現場で使っている流れと施術の内容です。
これだけでも本当に変化しますので、是非ともお子さんの膝やおばあちゃんの膝痛に試してみてください☆
病名がどうのこうのとは関係なしです。
行ったからと言って、悪くなることは… ……
ここで注意が一つ!
足首を絞めるときには、けっして前後で絞めないコト!
前後の締めると… そう、弱くなります。 ついでに、膝の痛みが増すこともあります。
その先は責任はもてませんので…( ゚Д゚)
来れるようなら当院まで…。
行う内容は簡単です。
頭では理解できたかと思うので、あとは実戦です。
オスグットもジャンパー膝も、変形性の膝の痛みもすることは同じです。
膝裏の筋肉を緩め、足首を強くし、履くものを気をつける。 ただこれだけです。
是非とも、行ってみてくださいネ!
本日もお読みいただきましてありがとうございます☆