屋内でマスクをして自粛生活をしても熱中症にかかってしまう理由と対処法
カテゴリー:お勉強シリーズ
この記事は約 6 分で読めます。
こんにちは、白石接骨院いとうです☆
本日は「屋内でマスクをして自粛生活をしても熱中症にかかってしまう理由」という内容になります。
現時点で5月ですが、すでにマスクをつけて外を歩くと息苦しくて暑いですよね。
布マスクは特に(´゚д゚`)
これから夏になっていくとさらに気温と体感温度も高くなり、室内にいてもマスクをすることが苦痛になってきます。
タイトルのように、マスクと自粛生活による熱中症の関係と予防法をお伝えします☆
熱中症とは?
まずは熱中症について
「熱中症とは、運動や環境により体内の水分や塩分が失われ、体温調節機能の乱れにより、めまいや頭痛、体温の上昇、けいれんなど、時には命にかかわるほど重篤な症状」です。
簡単にいうと『暑くて湿気のあるところで身体の水分と塩分が無くなり、体温調節がうまくいかなくなると倒れちゃうよ~』ということです。
最近は夏の気温が上がっていることが、昼夜の熱中症のリスクをさらに上げている要因となっています。
私自身も一度、サッカーをしていた時に熱中症になり、片目の視界の半分が見えなくなった事があります。
病院には行かず、水分を摂って安静にしていたことで、数十分ほどで症状は無くなり、事なきを得ました。
もし、そのまま運動をしていたらどうなっていたことでしょうか…
熱中症の起こりやすい状況とは?
熱中症の起こりやすい状況は、
- 気温や湿度が高い
- 風が弱く、日差しが強い
- 急に暑くなる
- 体調不良
- 寝不足
などの状況でなりやすくなります。
熱中症は「外でなりやすい」と思い込んでいる方が多いですが、実は最も起きやすいのは居住空間なのです。
約4割が居住空間、次に多いのが約3割で道路や交通施設で、熱中症で無くなる方は毎年1000人近くとなっています。
そして亡くなった方の約8割が高齢者だった年もあるのです。
連日の暑さによる疲労で、持病を悪化させてしまうのです。
身体の感覚の鈍化と、うまく環境の変化に適応できない事が要因でもあるのです。
これだけではない理由も後ほどご紹介します。
運動場よりも屋内、若年層より高齢者がなりやすいということを認識しておきましょう!
熱中症が屋内でなりやすい理由
熱中症になりやすい理由は先ほども書きましたが、エアコンをつけないことで気づかないうちに脱水症状を起こすということと、同時に体温が上昇することによります。
同じことが、これからのマスク装着に伴い、外出先の屋外・屋内でも起きやすくなるとすでに危惧されています。
コロナウィルスの影響でマスク装着の推奨がいつまで続くかはわかりません。
少なくとも夏までは続くことでしょう。
夏になると気温の上昇と日差しが強いだけでなく、マスクにより水分の不足と顔周辺の皮膚温度が上がり、熱中症になりやすいリスクがさらに高まります。
さて、このような状況でも熱中症になりにくくする為に何が出来るでしょうか?
今年の夏を乗り切るために出来るコト
マスクを装着しながらも、今年の夏を乗り切るためには何が出来るでしょうか?
基本的なこととして、体調の管理と環境の整えが必要となりますよね。
注意すべきは「体調管理」と「水分補給」です。
睡眠不足や飲み過ぎ、病気などになったり、気温と湿度の高い環境、水分補給を怠ると熱中症のリスクは格段に上がります。
マスクをすることで熱中症になる危険性は、
- マスク装着により口周辺の温度が上がる
- マスクの中で吐く息と一緒に水分が外へ出る
ことで高くなります。
その対策としては、
- 人込みを避けたりトイレなど個室を利用し、マスクを外す時間を確保すること
- 喉の渇きを感じる前にこまめに水分を補給すること
この二つでマスクをすることへの熱中症リスクを減らすことができます。
外に出ている時にもマスクをしていると、日焼けの仕方にも心配しますよね…(゚Д゚)ノ
さて、自粛生活により熱中症になってしまう理由には何があるのでしょうか?
自粛生活で熱中症のなりやすいのはなぜ?
本日の一番の肝となる内容です(=゚ω゚)ノ
3月より自粛生活が続いていますが、自粛をしていることで身体に起きる変化は何があるでしょうか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
一番は外に出ないことにより筋肉量の低下が起きているのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今まで歩いていた距離分の刺激が、今では筋肉にほとんどないのです。
筋肉は使わないと弱くなるという性質があるため、動きことでしか筋肉量は増えないのです。
この一か月の生活を見返してみましょう。
運動をしていない方は、筋肉量の低下にすでに気づいていることでしょう。
高齢者の方もゲートボールや体操教室の自粛により、運動する機会がなありません。
運動不足により筋肉量は当然減ります。
そのことにより筋肉内では今まで溜めることができていた水分量も減ることになり、体内の水分量が減ることで熱中症になりやすくなるのです。
同時に、運動不足により汗をかく機会も少なくなっています。
汗をかかないことにより体内温度が上昇し、熱中症の危険性を高めてしまいます。
これまで挙げた熱中症になりやすい状況と環境、マスク装着と運動不足による条件が一致してしまうことで、昼や夜でも、屋外屋内を問わず熱中症になってしまうのです。
「今日は熱いけどエアコンは使わないでおこう」ではなく、「今日はいつもより暑いから弱めにエアコンをつけてよう」と考えを変えて、うまく環境を一定に保ちましょう☆
まとめ
いかがでしょうか?
これからの天気とマスク、そして自粛生活により熱中症の危険性が高くなることを認識していただけたでしょうか?
わたしの両親はすでに70歳を過ぎています。
年齢が高くなると熱中症の危険性が高くなることを、あなたのご両親にもお伝えしてください。
「お父さんお母さんたちは室内で熱中症になることが多いんだからねっ!」って。
今年の夏もきっと暑いことでしょう…
一緒に上手に乗り切りましょうね!
本日もお読みいただきましてありがとうございます☆
【関連記事】「夏場の時期の水分補給について。」はこちらから☆
【オススメ】ヒト脂肪細胞順化培養液美容コスメについてはこちら☆