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公開日:2024年10月3日

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こんにちは、白石接骨院いとうです☆

本日は筋肉がどれほど身体にとって大切なものなのかを知っていただく内容となっています。

「筋肉」という言葉から連想するのは、「身体を動かすもの」というくらいかと思います。

お読みいただき、動かす以外にも様々な超重要な役割を担っていることを知っていただければ幸いです☆

院長:伊藤良太
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筋肉の役割とは

筋肉の役割は多岐にわたります。

それぞれ説明していきますね!(^^)!

動く原動力

いわずもがな筋肉がなければ身体を動かすことは出来ません。

内臓のような見えないところの動きでも「筋肉無くして動きなし」です。

ただし、ここで一つ注意も必要です。

筋肉がたくさんついているからといって、たくさん動けて活発ということではありませんし、素早く動けるということでもありません。

筋肉量が多いとその分重くなります。

重くなるということは持久力も低下し、長時間動くことが負担になるのです。

スポーツ選手を見れば一目瞭然ですね。

身長の小さい・大きい方が向いているスポーツ、細身・筋肉量が多いほど向いているスポーツなど。

スポーツをしない人にも同じことが当てはまって、適所に適度に筋肉はあった方が良いということなのです。

熱を作る

筋肉が動く事で身体では熱が作られます。

同時に「若返りホルモン」も分泌されるのです。

熱が作られるということは、エネルギーが消費されるということになり、筋肉があることでダイエット効果にも繋がるのです。

筋肉量が増えると何もしていない時にもエネルギーは消費され、基礎代謝といわれるものが増えます。

基礎代謝が増えるとエネルギー消費が増え、太りにくくなることにもなり、熱を作るということは冷え症の方は筋肉をつけたほう良いということになります。

女性にとって男性よりも、筋肉をつけるメリットが実はあるんですね☆

話しは少しそれますが…

よく「肥満の人は体温が高い」と言われますが、これにもきちんと根拠があります。

脂肪は熱を通しにくいため、外に放出される熱が内側にこもることで体温が高くなるのです。

「身体が熱い」と感じているので、肥満の人は汗もかきやすいということです。

免疫を上げる

熱を作るということは体温を上げるということです。

体温の上昇は免疫機能の向上になります。

風邪をひいた時に体温が上がるのは、身体が菌やウィルスと戦うための防衛反応なのです。

むやみに体温を下げることはかえって、症状を長引かせることにもなるということも知っていただければと思います☆

姿勢の維持

筋肉が収縮(縮む)ことで関節が固定され、姿勢の維持となります。

姿勢の維持は無意識化において、横になっている時以外全ての時間、継続的に働いているのです。

お陰様の存在ですよね(#^^#)

身体を守る

お腹には内臓という需要な器官があります。

その周りを骨が多い、骨が直接衝撃を受けるとすぐに骨折をしてしまうので、骨の周りを筋肉が覆い、衝撃から守る役割を担っています。

高齢者に多くなる骨折も、身体周りを覆う筋肉量が少なくなり、衝撃を骨が直接受けてしまうことで骨折しやすくなるのです。

定期的な運動をすると筋肉の柔軟性は維持されて、衝撃に対する強さも運動をしていない筋肉に比べ大きな差となっています。

いくつになっても運動は不可欠なのです。

貯蔵と運搬

筋肉内には免疫を強くする細胞や水分、その他身体に必要不可欠な物質が貯蔵されていて、筋肉量の低下は免疫細胞と潤いの低下、円滑な活動が妨げられることになります。

内臓の筋肉である平滑筋という筋肉は無意識化で働き、この筋肉の働きにより胃や膀胱を開閉し、一時的な貯蔵の役割を担っています。

同時に、胆汁や酵素、精子や卵子など、おしっこをするときにも縮んで閉めたり、伸びて放出・解放したりと移動の役割を担います。

意思をもって動く「骨格筋」は、筋肉の伸び縮みで血液循環という重要な役割となっています。

高齢者に多いむくみは、ふくらはぎの筋肉の動きが少ないことで血流の流れが低下して、吸収されるべき水分が上半身まで戻りにくくなり、結果下半身に溜まりむくみとなるのです。

ふくらはぎの筋肉、というよりも足首の動きが直接的な関与をしているのはまたの機会にご説明しますね☆

筋肉があることで予防できるもの

最近の研究では筋肉と身体への関係もいろいろとわかってきました。

それぞれご紹介します。

認知症の予防

動かないことで筋肉量は低下していきます。

55歳を過ぎると急激な筋肉量の低下が起こるのはご存知でしょうか?

運動により筋肉組織から分泌される物質が、脳の神経細胞の働きを活発にし、細胞の新生や再生、神経組織の形成を促すことが分かっています。

つまり、運動することで筋肉の刺激が脳の活動性を高め、認知症の予防に繋がるのです。

脳トレですね!

大きな筋肉を動かす方がより効果的ですので、下半身の刺激が重要ということです。

歩く、しゃがむ、階段や坂道を上り降りなど、身近で出来る運動を行いましょう。

うつ病の予防

運動により脳内ホルモンが分泌されることで精神の安定となるのですが、ホルモンの分泌不足になると不安や悲しみのストレスを感じやすくなり、ストレス過多の状態に陥ります。

ストレス過多になることで精神の不安定より自律神経の乱れとなり、睡眠の質も低下し、睡眠不足となってしまいます。

身体を動かすことでセロトニンという物質が適切に分泌し心地よい疲れを感じるとともに、感情の安定にもつながるのです。

感情ってときには自分でどうすることも出来ないのは、体内の物質量にも左右されるからなのですね。

病気の予防

・筋肉があることで血糖値のコントロールにより糖尿病の予防
・高血圧・脂質異常の改善
・心肺機能の向上
・骨粗しょう症
・サルコペアの予防

などなど、筋肉一つをとってもいろいろな関係性と相互作用があることがわかります。

動かすことを最も担っている筋肉ですので、当然と言えば当然ですよね。

サルコペアとは…「加齢に伴って生じる骨格筋量と骨格筋力の低下」ということです。

もし、サルコペアになると、

・着替えや入浴などの日常生活が困難になる
・横断歩道が渡り切れない
・ペットボトルが開けられない
・階段は手すりをつかまないと上がれない
・肥満になりやすい

など高齢者には日常生活さえも普通に行えないほど致命的な状態になってしまうことも。

こうならない為にも、自宅の畑で野菜を育てたり、友人とお出かけしたり、ラジオ体操をしたりと日常の何気ない動き(運動)が大切なのですね。

まとめ

筋肉の担う役割と、身体に及ぼす影響と作用がこれほどまで深かいことに驚きではありませんか?

でも対策は簡単なことです。

《動けばいいのです》

筋骨隆々になる必要はありません。

普段よりしていない動きを、普段より少しだけ負荷をかける運動をすればいいのです。

早歩き、ジョギング、なわとび、水泳、お子さんと遊ぶ、仲間とスポーツをする…。

いろいろとありますよね。

まずは週末から始めてみましょう(=゚ω゚)ノ

出来るコトから少しづつ、です☆

本日もお読みいただきましてありがとうございます☆

 

関連記事:筋トレをオススメする8つの理由

参考記事:脂肪を効率よく燃焼するには!?

 

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