巻き爪予防のポイントは3つ!セルフケアや原因を正しく知ろう!
カテゴリー:身体のいろいろな不調
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「巻き爪の予防法とは?」
巻き爪は本来であれば真っ直ぐに伸びる足の指の爪が、皮膚に食い込むように巻かれた状態になっているので、痛みや不快感、ストレスなどを感じやすいトラブルです。
今回は、巻き爪の予防策となる正しい切り方や日頃のお手入れ法を解説しながら、健康的で丈夫な爪を取り戻す秘訣をご紹介します。
巻き爪は腰痛や正しい歩き方ができなくなるなどの可能性もあり、早めに巻き爪予防策を把握して、セルフケアも始めていきましょう。
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Contents
巻き爪の予防法
巻き爪の予防法には3つのポイントがあります。
かかとにかかる重心のバランスが不安定になっていたり、足の指の筋力不足などが原因で起こる巻き爪。
ここでは、巻き爪になってしまう前に未然に予防できる、予防方法の3つのポイントをまとめてお伝えします。
深爪しない
見た目も不快に感じてしまうことが多い足の指の巻き爪の予防法は、爪を切る際に深爪をしないことが大きなポイントになります。
足の爪の長さは、
- 指先と同じくらいの長さか、指よりも1㎜程度長さ
という状態が適切だと考えられているため、爪切りの際にいつも深爪に切ってしまうクセがある方は十分に注意しましょう。
爪が短い方が清潔感はありますが、深爪になってしまうと踏ん張る力や地面を蹴る力が低下します。
スポーツ選手の深爪はパフォーマンスのダウンに繋がることも是非とも知っておいてください。
正しいサイズの靴を選ぼう
足のサイズに合っていない、特にきつく感じるサイズの靴を長期間使用してしまうと、足の指と爪が靴の内部で圧迫されたような状態になります。
足の指の爪は意外にもろく、靴の圧迫によって爪のカタチが不自然に折れ曲がって変形してしまうこともあるため、フィット力がありつつも爪や指に負担をかけない、正しいサイズの靴を選ぶようにしましょう。
もちろん大きすぎる靴も巻き爪以外の痛みや症状を招いてしまいます。
靴を履いてみて、歩いてみて足が軽く感じる靴は足に合っている証拠ですので、「靴を履いて軽い」という感覚のある靴を選びましょう。
靴と足のインソールについてはこちらをご覧ください。
足の指を使う、指を鍛えるトレーニングを習慣付ける
足の指を使わず、本来の筋力も低下も巻き爪の原因のひとつと考えられています。
足の指を使う、筋肉を鍛えることで爪が真っ直ぐに伸びるようになり、日々の爪切りが手軽になったり、正しい歩き方で腰痛
やしびれなどの不調も改善していくのです。
ここでは、巻き爪の予防に役立つ、足指のおすすめトレーニングをご紹介します。
~方法~
- 足を前に伸ばした状態で座る
- 足指にチカラを入れ、ギューッと握ってグーの状態にしましょう。
- 次に、親指を自分の方に伸ばしてチョキのカタチに整えます。
- 足指をできるだけ大きく広げて、パーのカタチにしましょう。
- 再度グーからパー、チョキへと10~20セット繰り返してみましょう。
※足指トレーニングを行うために、足の指に手の指を入れてほぐしたり、お風呂上りに足が温まっているタイミングで足首を回すと、足の筋肉に余計な負荷をかける心配がなくなります。
是非ともお試しください☆
巻き爪の正しいセルフケアとは?
では巻き爪の正しいセルフケアにはどのような方法があるのでしょうか。
中には良かれと思ってしていたセルフケアが、実は巻き爪の悪化につながっていることもあるかも知れません。
巻き爪の正しいセルフケアを理解して、今までのお手入れの見直し・改善を始めていきましょう。
正しい歩き方を身に付ける
巻き爪は、間違った歩き方のクセを治していくことで予防が可能になります。
正しい歩き方とは、かかとが地面にしっかりとついた状態。
巻き爪予防に役立つ、正しい歩き方をここで参考にしてみましょう。
- つま先の方向は、まっすぐかやや外向き
- かかとから地面に着地
- 足の裏全体が着くと同時に、小指側に体重が乗る
- 地面を蹴る際には人差し指あたりに体重が乗って通過する
一瞬の歩行の間には、このような体重移動が起きているのです。
巻き爪予防の正しい歩き方は、小指から親指への重心移動が大きなポイントになります。
あなたの歩き方は小指から親指へ、親指から人差し指に体重は移動しているでしょうか?
上半身は、一本の糸で引き上げられているようなイメージを持ち、腕を後ろに振りながら歩くと、正しい姿勢の維持、足の指の爪への負担を軽減できます。
痛みを感じた際の応急処置
巻き爪で指や爪が痛いと感じてしまったら、バンドエイドを使った応急処置がオススメです。
バンドエイドを用意し、爪の際から軽く皮膚を引っ張るようにしてバンドエイドをぐるりと巻きつけましょう。
すると、爪と皮膚の間に隙間ができ、巻き爪による皮膚や指への食い込みが緩和され、痛みや不快感の軽減につながります。
爪の正しい切り方
巻き爪予防の正しい爪の切り方は、
- 爪の先をできるだけ平らに、真っ直ぐに整える
- 一気に爪を切らず、少しづつ爪を切って短くしていく
- 角を少しだけ丸みのあるカタチに整える
ことがポイントとなり、爪切りの頻度も3~4週間に1度程度が目安と言われています。
爪の伸びすぎも良くありませんので、切る頻度はあなた自身で見つけてくださいね。
コットンを使って
コットンを使う巻き爪のセルフケアは、皮膚科ではコットンパッキングと呼ばれることがあります。
コットンパッキングとは、ピンセットを使い巻き爪が刺さっている爪の角に少量ずつコットンを詰める方法で、爪の下に隙間ができるため、軟部組織への負担を軽減します。
爪の専門医は皮膚科ですので、爪周辺が出血するような場合や、腫れがある時には速やかに皮膚科へ受診しましょう。
自分で処置
巻き爪は医療機関に行かなくても自分で対処することは可能です。
こちらのものは「医療機器認可取得の本格巻き爪治療器具」ですので、安心してお使いいただけます。
忙しくて病院に行けない方や怖くて対処できない方にはぴったりのものです。
自分で爪の先を切りたい方はこちら。
先が細くて、切れ味抜群ですので、普通の爪切りでは切れない厚さの爪や深さまでカットが可能です。
もっと「爪切りにこだわりたい!」という方はこちら。
ニッパーだけでなく、ケアにも最適な一式が揃っています。
足だけでなく、手にも使えるため女性にはオススメです☆
いつも綺麗な爪を見るだけでも、いい気分になれますよね♪
その痛みをあなた自身で解決・維持していきましょう。
巻き爪とは?巻き爪の原因を理解しておこう
足の指の爪の先端が、皮膚に食い込むようにして巻かれた状態になっている巻き爪。
この原因には、
- 爪切りのやり方が間違っている
- 足のカタチやサイズに合わない靴を履き続けている
- 外反母趾などの足指への過剰な圧力
- 足指に長い間チカラがかからない状態が続いている
などが考えられています。
また歩く際に膝が内側に入りやすいクセを持つ人も、親指と爪の外側に余計な負荷がかかるため巻き爪になりやすいと言えるでしょう。
巻き爪の2つのタイプとは?
一言に巻き爪と言っても、見た目や状態が違う2つのタイプがあります。
巻き爪の3つのタイプには、
【陥入爪(かんにゅうそう)】:爪の両端が指の肉に深く食い込んだ状態。強い痛みを発する場合もあり、炎症につながるケースも少なくありません。
【弯曲爪(わんきょくそう)】:爪の全体が内側に巻かれた状態のこと。爪を前側から見ると、アルファベットのUやC、ひらがなの「の」の字に見えることがあり、強い痛みを伴う人と爪が変形しても痛みを伴わないケースもあります。
巻き爪にならないためにできること【まとめ】
巻き爪は、正しい歩き方と爪切り、足の形・サイズに合った靴選び・足指を鍛えることが予防の大きなポイントになります。
巻き爪の痛みが気になる場合は症状が悪化する前に、早めのセルフケアと接・整骨院や皮膚科への相談をして、丈夫で健康的な爪を早めに取り戻していきましょう。