膝をつくと痛いについて。部位別に考えられるケガや障害を解説。
カテゴリー:膝の痛み
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膝をついて痛みや違和感を感じた場合は、
ここでは「膝をつくと痛い」について、
Contents
膝をつくと痛い場所はどこ?
膝をつくと痛い場所はどこなのか?
その部位によって生じているケガや障害の判断がしやすくなります
ここでは膝をつくと痛い場所別に考えられるケガや障害を見ていきましょう。
ついたところが痛い
膝をついた部位に痛みを感じる場合は、「打撲」と「後十字靭帯損傷」
打撲はその部位がぶつけたりして組織が損傷しているため、刺激を与えると痛みを感じるのです。
後十字靭帯損傷では、交通事故や転倒、
打撲について詳しくはこちら。
→打撲とは?原因と症状、一般的な治療法や早く治す方法をお伝えします。
ついていない内側や外側が痛い
膝をついた体勢で、
- 内側に痛みがある:変形性膝関節症
- 外側に痛みがある:外側半月板損傷
の可能性が考えられるかもしれません。
膝の内側に痛みが出る変形性関節症は、
膝の外側が痛む外側半月板損傷とは、膝関節にかかる荷重と負荷を分散させる半月板に、亀裂や損傷が起こって膝の外側に
半月板に目立った外傷がなく、衝撃を受けていなかったとしても、
変形性膝関節症についてはこちら。
→変形性膝関節症の原因と将来ならない為に今すぐにでもすべきコト
お皿の下
膝をつくと膝のお皿の下に痛みを感じる場合は、「オスグッド・シュラッター病」と「膝蓋靭帯炎(
膝の下の痛みで代表的なのがオスグッド・シュラッター病です。
小学生の高学年から高校生まで起きやすく、膝のお皿の下に出っ張りと痛みを伴い、膝をつくと激痛になることも。
適切な対処をすれば早期に症状は軽減します。
詳しくはこちら。
→オスグッドの症状は放置せず冷やしてストレッチで治療期間を短く!
ちなみにオスグッド・シュラッター病は成長痛ではありません。
こちらをご覧ください。
→成長痛の見分け方をご紹介!正しい知識と対処で上手に乗り越えよう!
そして膝蓋靱帯炎はスポーツをする人や階段の上り下りが多い職種の人に多
通称「ジャンパーズ膝」と言われるスポーツ障害です。
膝蓋靭帯炎について詳しくはこちら。
→ジャンパー膝の痛み・症状とは?治療・リハビリ方法も徹底解説
膝蓋下脂肪体炎は膝のお皿の下ではありますが、症状があるのは「少し膝の中(奥)」という表現をするのが特徴的です。
安静とストレッチで軽減していきますが、それでも変化のない場合には注射での治療になるでしょう。
原因は過度なスポーツや肥満、打撲によって発症します。
「膝をつくと痛い」で考えられる疾患
「膝をつくと痛い」のは、
ここでは膝をついた体勢で痛みがあった場合に考慮しておきたいケガと障害、それぞれの原因や症状について見ていきましょう。
打撲
膝を強打してから膝をつくと痛みが出るようになった場合は、
膝の打撲には、
- 押すと痛い
- 腫れや内出血
などの症状があり、
特に仕事中にぶつけたケースでは、打撲したことに気づかず、何かの拍子に痛みや内出血に気づくこともあります。
打撲の治し方はこちら。
→自分で早く治す!打撲の対処法とセルフケアの方法をお伝えします!
半月板損傷
膝関節には外側半月・内側半月が存在し、
半月板損傷は膝をついた際に内側に体重が乗りやすいこともあり、
半月板損傷のリハビリについてはこちら。
変形性膝関節症
変形性膝関節症は、膝をつく・
変形性膝関節症は初めのうちはある動作で痛みを感じる程度ですが、進行すると変形して下肢全体がO脚傾向に変わることも。
進行させない方法を知っておくと将来、膝の痛みで困ることもないでしょう。
詳しくはこちらをご覧ください。
→変形性膝関節症のしてはいけない運動とスクワットやウォーキングの効果
滑液包炎
膝の滑液包炎とは、膝関節の動きを助ける役割のある滑液包(かつえきほう)に炎症が生じた障害です。
滑液包は構造物表面の摩擦を軽減する役割を
滑液包炎について詳しくはこちら。
→滑液包炎とは?症状や原因、起きやすい部位のなどの疑問にお答えします
オスグッド・シュラッター病
成長期の子どもが膝をついたときに痛みを訴えた場合は、
オスグッド・シュラッター病は、
成長期の子どもの膝関節は、大人に比べるとやわらかいため、オス
関連記事はこちら。
→オスグッドが治らない理由は?オスグッドに関する疑問にお答えします!
膝蓋靱帯炎
膝蓋靱帯炎は膝のお皿の部分の骨にスポーツや繰り返しの動作などによって負荷
軽度であれば運動後に痛みが出やすく、
詳しくはこちら
→ジャンパー膝の痛み・症状とは?治療・リハビリ方法も徹底解説
神経痛
膝だけでなく皮膚の表面には「温覚・冷覚・痛覚・触覚・圧覚」を感じる神経があり、膝をつくなどで痛覚に局所で刺激が入ると(俗に言う当たりどころが悪いと)激痛を感じることがあります。
これは神経の異常ではなく、局所で刺激が入ったために一瞬で強い痛みを感じるのです。
神経の異常ではないので数日間、膝をつかないでいるといつの間にか痛みも感じなくなってなるでしょう。
関節炎
膝の関節炎は、
膝の関節炎が生じると、炎症反応により痛みや腫れが出やすくなります。
膝の関節炎は膝を捻ったり、変形性膝関節症、靭帯や半月板の損傷などが原因で起きるでしょう。
関節炎についてはこちら。
→関節炎の原因と症状を徹底解説!早期の症状改善のためにできることとは?
「膝をつくと痛い」に関する疑問集
続いては「膝をつくと痛い」
電気が走るのはなぜ?
膝をつくと電気が走るような痛みを感じた場合は、「
膝の関節にある膝蓋下脂肪体に炎症が生じた症状のことをいう膝蓋
そのほか、痛覚に局所的に刺激が入った際にも、電気が走るような痛みを感じるでしょう。
20代でも起きるの?
膝をつくと痛むのは高齢者に起こるイメージが一般的ですが、
20代で膝をつくと痛い場合は、
- スポーツのし過ぎで膝関節に負担がかかっている
- 運動不足や栄養バランスの乱れ、睡眠不足
などが原因で、身体が不安定な時に現れる症状とも言えるでしょう。
対処法は?
膝をつくと痛い場合の対処法には次のような方法が効果的です。
- 膝をつかない(痛みをあえて出さない)
- 安静
- ストレッチ
- 運動の前後は準備運動とクールダウン
- 3日間変わらず症状がある場合には先生に見てもらう
軽度であれば3日ほどで症状の軽減が見られますが、変化のない場合には先生に見てもらい、適切な対処をしてもらいましょう。
自己判断はお勧めしません。
ストレッチについてはこちらをご覧ください。
→間違ったストレッチをしないために、知っておくべきこととは?
【まとめ】膝をつくと痛いについて
本記事では膝をつくと痛いについて、
膝をつくと痛い状態はスポーツ障害が起きていたり、将来重症な疾患につながる可能性があ
膝をついた際に痛みや違和感を感じたら、すぐに適切な施術や治療