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公開日:2024年10月4日

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こんにちは、白石接骨院いとうです☆

本日は「変形性膝関節症の原因と将来ならない為に今すぐにでもすべきコト」という内容になります。

あなたの周りにも「膝が痛くて…」という方や、歩き方がなんだか辛そう、ビッコを引いている、なんて方はいませんか?

症状が進行した方は膝が外側に曲がり、O脚になって杖をついている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

将来、同じような経験をしない為に、白石接骨院いとう独自の視点からお伝えしていきますね。

【関連記事】「膝に水が溜まる原因と対処法。」はこちらから☆

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変形性膝関節症の原因とは?

変形性膝関節症の考えられる原因は「年齢や膝にかかる負担により、関節の中の骨や半月板、その他の軟部組織が変形しているもの」といえるでしょう。

要は、年齢と使い過ぎにより、膝の中の組織が変形してしまって、痛みや水が溜まってしまう状態、というとわかりやすいですね。

日本人の生活は特に膝に負担をかける動作が多いために、なりやすいというデータもあります。

では症状はどのようなものがあるのでしょうか。

変形性膝関節症はどのような症状なのか?

変形性膝関節症の症状について、日本整形外科学会ではこの様に説明しています。

男女比は1:4で女性に多くみられ、高齢者になるほど罹患率は高くなります。主な症状は膝の痛みと水がたまることです。
初期では立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛み、休めば痛みがとれますが、正座や階段の昇降が困難となり(中期)、末期になると、安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難になります。

変形性膝関節症の症状:日本整形外科学会

段階を追って順に説明いきましょう。

段階1:日常生活の際に違和感や時に痛みを感じる
段階2:ある動作をしたり、運動が長くなると痛みを感じる
段階3:日常生活で痛みを感じることが多くなる
段階4:一つの動作で痛みを強く感じ、歩く立つがとても辛い

詳しく段階でみていくとこのようになります。

早い方は30代で《段階1》の方もいらっしゃいますが、この時期には時に対処することもなく過ごす方がほとんどです。

ですが実は、すでに始まっていることには気づいていないのです。

白石接骨院いとうの考える原因の前段階の原因

文字にするとわかりずらいですが、医学的な原因は『膝関節の中の変形』ということですが、「変形してしまう原因って何なの?」と思いませんか?

病院ではレントゲンやMRIを撮って膝に変形があれば病名が付きますが、そこに至るまでの説明はまったくありません。

もうなってしまっているからすでに説明は必要ない、というのも理解できますが、これからは同じような症状になる方を減らす意味でも「なぜ、なってしまったのか?」という説明は必要だと私は思います。

全てが対処療法になってしまっている感を感じるのは私だけ(゚Д゚)ノ

では、私の考える原因の前段階の原因をお伝えします。

ケガによる痛み

大人になってスポーツや日常生活で痛みを経験すると、大きなケガや痛みでない時には特に気にせず「いつか治るだろう…」と思ってやり過ごしてしまうもの。

この時の痛みをかばっての動きが膝に負担となり、その負担となった動き方が少しずつ蓄積し何十年もかけて変形してしまうのです。

足首や股関節、もちろん膝の痛みを抱えているとそのようになってしまう傾向が強いです。

患者さんにそのように質問をすると「昔ケガしたことある」という方が本当に多いです。

痛みをそのままに過ごし、気づくと身体の使い方も変わり、膝に負担がかかる、という流れになるのです。

仕事による負担

職場の環境は残念ながら自分に合うようにカスタマイズ出来ません。

職場環境により膝に負担のかかることが長時間、そして長年かかることで変形を招いてしまいます。

全員が全員ではありませんが、どうしても効率を重視して膝に負担をかけてしまうことは普通のことなのです。

腰を例に考えてみます。

床にあるものを持ち上げる時には、しゃがんで持ち上げることが一番理想ですが、実際には立ったまま物を持ってしまいませんか?

これが効率を優先した身体の使い方なのです。

同じ例で膝では、あと一歩前に脚を出せば、もう少し身体ごと動けば、なんてことはよくあることなのです。

そのような動作の積み重ねで、いつの間にか違和感や痛みとなって現れるのです。

これって気づかないですよね(+o+)

私だってこの仕事をしていなければ気づかないと思います。

そして、自分の身体って意外に見ていないのです。

言い方を変えると、自分の身体に対して意識を向けていないものなのです。

何かしらの症状が出始めて、初めて意識は向けられるのです。

人は二つのことを同時には考えられません。

仕事に集中するとそのことしか考えられず、身体の事までには思考が及ばないのです。

でもこれって普通のことですからご心配なく(゚Д゚)ノ

試しに買い物しながら歩き方を気をつけてみてください。

歩き方に意識が向くと、買おうとした食材の前をきっと通り過ぎちゃいますよ(笑)

急な運動や負担による膝の組織の損傷

「最近運動していないから、久しぶりに運動でもするか~」といって頑張ったら膝がなんだか痛い…。

筋力は落ちているのに、頭の中ではまだ動けると思って強い負荷をかけてしまいます。

すると、膝を守る筋力が低下しているために、衝撃が直接膝にかかってしまい、関節内の組織を痛めてしまうという悲劇となります。

良いところを見せようと頑張った代償に、膝に痛みを感じるのです。

世の中のお父さんは特に気をつけた方がいいと思います(=゚ω゚)ノ

女性の場合は、旅行や掃除、趣味などで普段とは違う動きを続けることで膝に負担となり、痛みとなって感じてしまいます。

ある程度時間が経過して、日常生活に支障がないとしても違和感や痛みをそのままにすることで、気づかないうちにかばい動作を身に付けてしまい、筋力も低下して、結局は膝への負担が増すことになるのです。

では、変形性膝関節症にならない為にはどのようにすればいいのでしょうか?

変形性膝関節症にならない為には?

いたって簡単なことです。

  • ケガをしたらしっかりと治すこと
  • 痛みや違和感のうちに症状を無くすこと
  • 突然の運動は、その時ばかりは年のせいにして少し控えめに動く

です!

一番の対策は、関節が変形しない為に、もしくは変形を少しでも遅らせるために、今感じている症状を速やかになくすことなのです。

あなたの知らないうちにかばい動作が身に付き、本来の動作を忘れてしまうことで太ももの筋力が落ちて、毎日の生活の中で、もしくは運動などによる強い負荷を、急激に膝に負担がかかることを防ぐのです。

ケガなど身体に起きた歴史は無くすことはできませんが、嫌な記憶として残さないようにすることは可能です。

早めの対処により、大事になることを防ぐことは出来ます。

骨の変形を100%避けることは出来ませんが、出来るコトをするしかないのです。

もし、ご両親や祖父母に変形を伴なっている方がいるなら、症状が小さいうちに対処することで将来あなたは同じ症状でツライ思いはしなくなるでしょう。

先延ばしにしないで、早い行動で、良い先生にみてもらってくださいネ!

 

あとがき

患者さんとお話していると、「もっと早く来ればよかった」「前から痛かったけど最近特に痛くなって…」

そう、ご本人は気づいているのです、前々から症状があることを。。。

同じような経験をすることはないと思います。

ですので、この記事を読んだあなたは周りのお友達や仲間に「膝に少しでも痛みや違和感を感じているのなら、早めに無くした方がいいよ!」と、教えてあげて下さい。

あなたのアドバイスで、周りの人がツライ思いしなくて済むのです。

「良いことを知った!(^^)!」と思ったら恩送りとして、ぜひともこのことを教えてあげてくださいね!

よろしくお願いいたしますm(__)m

 

本日もお読みいただきましてありがとうございます☆

 

こちらの記事もどうぞ!→膝が痛くてしゃがめない、正座が出来ない!

 

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