手の甲が痛い原因とは?場所別にみるケガや病気、対処法と疑問に回答!
カテゴリー:肩・肘・手首の痛み
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手の甲(手首や指)は毎日日常的に酷使する部位でもあるので、使用頻度も多く、何かと不具合を抱えやすいところでもあり、しかも日常的によく使うため痛みが引きにくいのも特徴の一つです。
そして痛みが長引いてる場合は、
ここでは手の甲が痛い原因や、
Contents
手の甲で痛い場所
手の甲で痛い場所別にそれぞれ見ていきましょう。
手の甲の痛みは痛む場所によって考えられる病気やケガ、
真ん中
手の甲の真ん中に痛みが出ている場合は、
手関節捻挫とは、
- 転倒や事故によって手を強くついた、手をひねった
- ラグビーやアメフト、格闘技などのハードなスポーツによるもの
などが主な原因となり、
手関節捻挫は、疼痛や皮下出血、
手関節捻挫について詳しくはこちらをご覧ください。
→手首の捻挫は接・整骨院へ!完治までの期間と治らない理由を徹底解説!
親指側
手の甲の親指側に痛みが出ている場合は、
ドケルバン病は、
- パソコンやスマホの使い過ぎ
- 親指の酷使
などが原因によって、
ドケルバン病は手の甲の親指側に痛みは腫れが出やすく、
ドケルバン病についてはこちら。
→腱鞘炎は安静だけでは治らない!?痛み改善と手術回避のためにできること
小指側
手の甲の小指側に痛みが出ている場合は、
TFCC損傷とは、
手首に衝撃や捻りの力が加わって、TFCCの構造が傷つくことによって損傷します。
転倒や衝突、スポーツ中の怪我、交通事故などによって生じます。
損傷の背景に、加齢による変性や、生まれつき橈骨よりも尺骨の方が長いことによって、TFCCが傷つきやすい素因があって損傷することがあります。また、スポーツや仕事でのオーバーユース(使いすぎ)によって、1回の大きな外傷ではなく、繰り返しの外力によって損傷するようなこともあります。
TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷):ZAMST
症状としては、腕をひねったり手首を小指の方へ曲げた際に痛みが強く出ます。
手の甲が痛い原因とは
手の甲が痛い原因には、骨折や打撲、
ここでは手の甲が痛い原因となる、
骨折
手の甲の痛みの原因となる骨折は、中手骨骨折が考えられます。
中手骨骨折は硬いものや重さのあるものが手の甲に強く当たったり、
中手骨骨折が生じると、
- 手の甲の先端部分に痛みや腫れ
- 手のひら側に曲がる屈曲変形
- 手を思うように動かせなくなる可動域制限
などの症状が出やすくなります。
中手骨骨折の一つである「ボクサー骨折」について詳しくはこちらをご覧ください。
→ボクサー骨折とは?原因や症状、よくある疑問アレコレにお答えします!
打撲
手の甲の打撲は、転倒や硬いものにぶつかった際に起こりやすく、
手の甲の打撲は指を動かせることがほとんどのため、
ただ、症状だけで打撲と骨折を判断すると、症状が長期化することも珍しくありません。
きちんと両者を見分けて処置をすべきです。
打撲と骨折の見分け方についてはこちら。
→打撲と骨折の見分け方とは?見た目や症状の違い、部位別の見分け方をご紹介
打撲について詳しくはこちら。
→打撲とは?原因と症状、一般的な治療法や早く治す方法をお伝えします。
腱鞘炎
腱鞘炎は、
腱鞘炎は手が小指側に引っ張られると痛みが強くなり、
女性に多く、長期化しやすい原因についてもこちらをご覧ください。
→腱鞘炎は安静だけでは治らない!?痛み改善と手術回避のためにできること
リウマチ
手の甲が痛い原因のひとつとなるリウマチは、
- 関節を包む膜に炎症が生じている
- 手の甲に腫れや変形、痛みが出る
といった症状が現れ、リウマチは特に、朝起きた際に手や手首、
そのため、一時的な疲労や関節のこわばりだと判断し、
毎朝指の強張り感を感じる際には、整形外科で血液検査を受けることをお勧めします。
手の甲が痛い時の対処法
手の甲が痛い時の対処法を知っていれば、感じている症状や不安を軽減できるでしょう。
手の甲の痛みを早めに緩和していくため、
ズキズキ痛い
手の甲がズキズキと痛み、皮膚に熱感がある場合は炎症が起きている可能性があります。
そのため、氷水で冷やしたタオルや氷のう、
アイシングと固定をすることで血流が緩やかになり、
アイシングの方法についてはこちら。
→アイシングを効果的にする方法、時間と回数、やりすぎない為の注意点
動かすと痛い
手を動かすと痛みがある場合は、
固定をすることで患部の安静を維持でき、
炎症による痛みは固定によってかなり軽減でき、最も簡単で効果的な対処法と言えるでしょう。
炎症による痛みの代表的なものは「足首の捻挫」です。
足首捻挫に関する記事はこちら。
→足首捻挫が治らないのは後遺症かも!?リハビリとセルフチェック方法
→足首の腫れの原因と早く治す方法とは?柔道整復師が詳しく解説します
こわばる感覚
手の甲にこわばる感覚があり、
こわばりのある手首を温めると血行が促進し、こわばりの原因となる炎症物質が流れ、
「動きにくい、動かしにくい、固い」などの時には温めて対処しましょう。
「手の甲が痛い」に関する疑問集
続いては、「手の甲が痛い」
手を着くと痛いのはなぜ?
手を着くと痛みが出るのは、打撲や捻挫、骨折、このほか手根管症候群の可能性があるでしょう。
手を着くと荷重が手の甲にかかるため、組織に何らかの異状があると痛みを感じやすくなります。
同時に腫れや熱感があれば打撲や捻挫、骨折が疑われ、手を着いた際に指の痛みや手全体の痛みを感じる場合には手根管症候群かもしれません。
自己判断せず、先生に見てもらいましょう。
手の甲が痛いのは腱鞘炎?それとも血管のせい?
手を酷使する作業やスポーツが日常になっている場合は、
手の甲の痛みが血管の影響を受けている場合は、バージャー病(
バージャー病は、手の動脈の壁に炎症が生じ、
血管外科の先生に診てもらいましょう。
腱鞘炎についてはこちら。
→腱鞘炎は安静だけでは治らない!?痛み改善と手術回避のためにできること
手をグーにすると痛いのはなぜ?
手をグーにすると痛いのは、
- 手の使い過ぎによる腱鞘炎
- 関節に炎症が起こるリウマチ
の可能性が考えられます。
腱鞘炎は女性や高齢者に多い傾向にあり、リウマチは30~
【まとめ】手の甲が痛いについて
本記事では手の甲が痛い原因、考えられるケガや病気、
手の甲の痛みの放置は症状が悪化し、