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公開日:2024年10月4日

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こんにちは、白石接骨院いとうです☆

本日は身長について。

ズバリ!「身長を伸ばすためにできること!?」です。

私は学生時代、前ならえ!は、手を前に伸ばしたことがありません、というくらいずっと小さかったです。

当時は「牛乳を飲んで、早く寝れば身長は伸びる」と周りからも言われていました。

でも牛乳を飲むとお腹を下していたのでそんなに飲めませんでした…。

あれから約30年、伸長を伸ばすことに必要なことはどのように変わっているのでしょうか?

院長:伊藤良太
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身長を伸ばすのに必要なこと(といわれているコト)

食事編、運動編、生活編と分けてご紹介します。

食事編

最近、身長を伸ばすのに「ジャガイモがいい」と言われています。

「ジャガイモ」と「身長が伸びる」にはどのような関係しているのでしょうか?

身長が伸びるには《成長ホルモン》というホルモンが出ることが大切です。

成長ホルモンに必要な成分の一つに「亜鉛」が含まれていて、その必要な亜鉛がジャガイモに含まれているのです。

亜鉛は成長ホルモンの他に、免疫力を上げたり、新陳代謝を活発にするのですが、身体の中で作ることができないので、食事で摂る必要があります。

特性として運動をしていると、汗と一緒に体外に出てしまうので、常に食事で不足のないように摂る必要があるのです。

じゃがいもの他に、肉類、魚介類、大豆食品に多く含まれています。

日常的に摂取するにはジャガイモが摂取しやすい、ということで身長を伸ばすにはジャガイモがいい、という流れになったのです。

同時に納豆や豆腐などの大豆製品も安価で摂りやすい食品ですね。

次に、骨が作られるために必要なミネラルは「カルシウム、マグネシウム、リン」です。

よく「牛乳を飲めばカルシウムが多いから身長が伸びる」なんて言われていましたが、本当に必要なのはマグネシウムなのです。

マグネシウムは、カルシウムの吸収や代謝を調節する働きや、神経の興奮を抑える働き、エネルギー生成や血圧の安定に関わるミネラルです。

そして、マグネシウムは不足するとカルシウムの塊である骨から離れてしまうため、骨の成長が妨げられるのです。

マグネシウムとカルシウムはどちらか一方が多くてもダメなのです。

ともに摂取することで骨の成長に繋がるのです。

マグネシウムが多い食品は、アーモンド、豆類、魚介類、海藻類、ホウレンソウ、ゴボウ、ブロッコリーなどの野菜などです。

蒸したジャガイモには白米よりマグネシウムの量が多いということですが、継続して食べるにはなかなか難しいですね。。。

一回の食事ではなかなか摂り辛いので、おやつなどの間食をポテチやお菓子より、アーモンドやじゃがバターなどで少しでも摂取することもいいですね!

運動編

運動による「身体への刺激」は身長を伸ばすには大切な要素となります。

運動をすることにより、骨や筋肉、その他の組織に刺激が加わり成長が促されるのです。

骨折でも、ある程度骨がくっ付いたら固定を外して動くことでさらに治りが早くなります。

安静にすることが一番の回復ではなく、適度な運動によって患部に刺激を与え成長を促すのです。
(腰痛も安静が一番ではないですよ~)

さて、一概に運動とはいっても多くの運動がありますが、もっとも簡単でしかも刺激を入れやすいのがランニングです。

ランニングが出来ない場合には少し早くに歩いたり、縄跳びも有効です。

最近の子供たちは学校や部活への送迎が当たり前になっていますので、自分の足で歩く場面を増やしてあげるコトが実はお子さんの為になるということを知っていただきたいと思います。

我が家の場合は、少しの雨や風では送っていきません( `ー´)ノ

子供には「えぇ~!」と言われますが…。

何事もそうですが、運動も「適度」で抑えることが必要です。

長い距離を走ったから、歩いたからといってその夜に急激に伸長が伸びるわけではありません。

運動のし過ぎでケガをすると、骨や軟骨を損傷してしまいかねません。

無理なく継続して行うことが一番です☆

そして、運動が少ないのに体重が急激に増えてしまうと、脳は「エネルギーが満たされた」と思い「成長を止めてもいい」と勘違いをしてしまい、結果、成長が止まることにもなりかねません。

運動量が少ない、急激な体重増加とならないように、お子さんと毎日の何気ない会話をしてくださいね!

成長痛について

運動により筋肉や骨、その他の組織に刺激が加わり成長が促されると先ほど書きました。

「運動」と「身長が伸びる」が同時に起こると多くなるのが《成長痛》です。

この成長痛は骨が伸びているから痛い、と言われていますが、実はそうではありません

《骨の成長に対して周りの筋肉や組織が付いていけていない》のが成長痛なのです。

「えっ!」ですよね。

骨は毎日少しづつ伸びているのですが、同時に周りの組織も成長しています。

その同時に成長している組織は骨に比べてとても弱い状態なのです。

完成していない組織に負荷の強い運動することにより、炎症が起きたり、微細な損傷を起こしてしまい痛みとなって現れるのです。

そうならない為にも運動量の調節とストレッチは欠かせません。

筋肉と身長の話

筋肉をつけると身長が伸びない、と思い込んでいませんか?

実は間違いです( `―´)ノ

体操選手を見ると言われることが多いですよね。

筋肉が骨の成長を止めているということではありあません。

体操で身長が小さい選手が多い理由には神経のスピードが関係しているのです。

人間の神経のスピードはある程度決まっていて、小さい人に比べて身長が大きくなるほど手や足の指先が動くまでほんの、ほんの少しだけ余計に時間がかかるのです。

小さい人はすばしっこい、大きい人は動作が遅い、なんて言いませんか?

体操選手のようにコンマ何秒の中でたくさんの動きをする場合には、早く動けることが求められます。

大きい選手だとダイナミックな動きは出来るのですが、回転系などの敏捷性を求められる動きではどうしても身体の小さい選手には敵いません。

結果、技の難度が求められる体操などは小さい選手しか残れなくなるのです。

体操選手などの身体つきでも、筋肉があるから身長が伸びない、ということではありません。

ですが、筋肉があることで成長痛になりやすい、ということはありますので運動後には必ずストレッチをすることをオススメします。

生活編

まずは睡眠について。

『成長ホルモンが一番出るとされるゴールデンタイムの時間帯は、22時~深夜2時』と言われていました。

これも知識をアップデートしましょう。

22時~深夜2時までの時間が重要ではなく、「入眠からの3時間の眠りの質が大切」ということなのです。

もちろん早く寝ることが理想的ですが、忙しい現代に加えて共働きの家庭も多く、お子さんが21時までに寝るのには相当難しいでしょう。

小学生でも遅くても22時、高校生であれば0時まで寝ることができればと私は思います。

気持ち良く入眠できる環境を整えることの方が重要ということですね。

そして、寝る最低2時間前までに食事は済ませることも必要です。

3時間空けられれば素晴らしいですね!

実は、身長を伸ばす成長ホルモンは空腹時に多く分泌されます。

空腹を感じることは成長するうえでとても大切なことなのです。

眠りについて3時間以内の深い眠りの時に分泌される成長ホルモン。

これを阻害するものがストレスホルモンである「コルチゾール」といわれるものです。

寝る前にストレスがかかると体内にコルチゾールが残り、成長ホルモンの分泌が抑制されてしまうのです。

ストレスなく、眠らせてあげたいですね。

このコルチゾールというホルモンは、ストレスにより血糖値や血圧を上げ、免疫力を上げるなどの働きがあります。

同時に起床ホルモンと言われるものでもあり、起床から1時間前に自動で分泌され、起床後すぐに活動できるようにもしてくれる大切なホルモンです。

適切な時間帯に分泌されればとても有効なホルモンでもあるのです。

成長期にはいろいろなストレスがかかるものです。

親としては上手にサポートしてあげること、見守ってあげるコトがとても大切ということですね。

まとめ

食事に関してはすぐに改善できることかと思いますが、一番難しいと感じたのは食事のタイミングと睡眠までの時間です。

寝る2時間前に食事を終わらせるとなると、生活のリズムも変えなければなりません。

出来るコトから少しづつ始めてみてくださいネ!

 

本日もお読みいただきましてありがとうございます☆

 

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