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公開日:2024年10月4日

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こんにちは、白石接骨院いとうです☆

本日は「便秘の原因とその解消法をご紹介!」という内容になります。

便秘と言えば女性に多いイメージですが、その通り女性の方が多いという調査結果があります。

年齢により差はありますが、80歳以上になると男女比も1:1になっています。

さて、便秘の原因とその解消法をみていきましょう!

院長:伊藤良太
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便秘の症状とは?

便秘とは「排便が週に3回未満」の状態ということです。

私は1日2回のことも珍しくありませんが、患者さんのなかには10日でないのも普通、という方がいました。

一体お腹の中ではどうなっているのでしょうか(゚Д゚)ノ

原因と考えられる要因とは?

便秘の原因と考えられる要因には、

  • 食物繊維の少ない食事
  • ダイエットなどの少ない食事量
  • 水分不足
  • ストレス
  • 腸の運動や機能低下
  • 薬などの副作用
  • 病的・内科的疾患によるもの

などなど、たくさんの要因があります。

病気を抱えていなければ上の5つの要因が強く関わっていそうですね。

どれか一つの要因ではなく、それぞれの要因が関わりあっていますので、今までの生活の改善が一番の近道ということです。

排便以外の身体への影響は?

排便が減ることによる身体への影響は

  • 肌荒れ
  • お腹のハリや痛み
  • おならが臭う・回数が多い
  • 食欲の低下
  • 精神的不安定
  • だるさ・疲労感

など、影響も多岐にわたりますね。。。

女性にとって一番の大敵はお肌に影響を与えることです。

お肌だけのケアをしても、原因がお腹であれば対処療法でしかありません。

「根本」と考えられる原因にアプローチしてこそ良い状態になれるのです。

やはり普段の生活習慣がいかに大切かということですね。

【参考記事】「過敏性腸症候群の原因と症状、当院オススメの対処法とは!?」はこちらから☆

では次に、便秘の解消法をみていきましょう。

解消法としてできること

食事で解消!

排便に良いとされる食物繊維や腸内環境を整えるために乳製品を摂取しましょう。

食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があり、便秘だけでなく心疾患やがんの発症率も低下させるという研究結果も出ています。

水溶性食物繊維は海藻やこんにゃく、大麦、りんごの皮に多く、

不溶性食物繊維では、穀物や豆類、きのこ、イモ類、ゴボウやカボチャなどの根菜類、キウイなどに含まれています。

偏食になってしまうと、いつも同じものを食べることなり、栄養も偏ります。

カンタンに解消しよう!と思い、野菜ジュースなども手段の一つですが、常に摂取するのは手放しではオススメできません。

今度は糖質の過剰摂取にも繋がってしまうからです。

食物繊維が多く含まれている食材をみてみると、和食に多く含まれていることがお分かりかと思います。

現代人はファストフードや店屋物が多く、日ごろからの食事を大きく改善する必要があるのかもしれませんね。

食事で改善するもう一つの方法としては乳製品の摂取です。

今ではたくさんの乳酸菌やビフィズス菌が含まれている食品がありますので、ある一定期間、目安としては2週間ほど毎日摂取して効果をみると良いでしょう。

年齢と共にビフィズス菌は少なくなっていきますので、補完のデザートとして乳酸菌や果物を摂取することをオススメします☆

水分の補給

女性に多いのですが、トイレに行くのが面倒、ということで日ごろから水分の摂取を控える方が珍しくありません。

摂取する水分がないことで便が硬くなったり、出る量が少なくなったりします。

排便時に硬い便が毎回、もしくは頻度高く出るとなると痔になるリスクを高めてしまいます。

女性に痔が多い理由もこのためです。

水分摂取の不足からお尻の病気にまでつながるとは予想もしていなかったことと思います。

1日に500ミリのペットボトル1本くらいの摂取は心がけ、徐々に摂取する量も増やしていきましょう。

ポイントは「一度に、ではなくこまめに」です☆

ストレス

仕事や家庭で嫌なことがあるとストレスを感じ、ストレスが原因で便秘以外のことも起きてしまいます。

風邪は万病のもと、と以前はよく言っていますが、いまでは「ストレスが万病のもと」ですよね( ゚Д゚)

ストレスを溜めないためには、まずはあなたがあなた自身を知る必要があります。

ストレス解消法や、関わる人などとの距離のとり方などの接し方に工夫をしましょう。

運動不足

日ごろ運動不足と自覚している方は、私も含めとても多いのではないでしょうか。

お腹への刺激がないということは腸への刺激も減るということです。

全身運動、腹部回りの運動により神経系への刺激となります。

運動による刺激が加わることで神経伝達機能が活発になり排便も促されるという流れになるのです。

腸の機能低下

年齢を重ねることで身体全身の機能が低下し、反応・感覚も鈍くなってしまいます。

高齢者が便秘になってしまう大きな理由です。

腸だけの機能を取り戻そうとするよりも、畑仕事や家事、その他サークルなどで身体を動かす機会を設けることで、便秘だけでなく、精神的にも良い作用が起こるでしょう。

自分でできるコト

あおむけ膝倒し運動

膝を立てて左右に倒す簡単な動きとなります。

この時のポイントは

  • 両手は万歳の姿勢で
  • 胸は膨らませた状態

で行うことです。

両手を上げることでお腹は引き上げられ、胸が膨らむことでお腹に空間ができ、余計な圧迫を少なくすることで腸へのストレス軽減になるのです。

1日に朝晩(夕)と行い、一度に左右合計30回ほど倒します。

朝晩(夕)に限らず、多く行うことでよりたくさんの刺激を与えることができるでしょう。

多く行うとお腹に筋肉痛を感じるかもしれません( `ー´)ノ

排便時の姿勢

日本人の腸の形は欧米人に比べて曲がっていると言われています。

様式のトイレは欧米人には良い角度(排便しやすい角度)になるのですが、日本人が様式に座ると腸の形が曲がってしまい、スムーズな排便が難しいと言われています。

今では少なくなった和式トイレですが、時には和式トイレに座るような姿勢で数分間座ることで排便を促すことができます。

人目を気にして行ってくださいネ☆

まとめ

便秘とは環境や年齢により起きやすいものです。

その時に合わせた生活や習慣により、なにがあなたに合っているかを見極めながら対処すると良いでしょう。

その日だけ出ればいい、ではなく、毎日きちんと出ることが本来は望ましいのです。

出来るコトから生活習慣を見直し、改善してくださいね!

 

本日もお読みいただきましてありがとうございます☆

 

【関連記事】「夏場の時期の水分補給について。」

 

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