ゴルフ肘のテーピングの貼り方4選!うまく巻くコツは「少しの張り」
カテゴリー:肩・肘・手首の痛み
この記事は約 5 分で読めます。
本日は「ゴルフ肘のテーピングの貼り方4選!ゴルフ肘とテニス肘の違いとは?」という内容です。
セルフでテーピングを貼る方法を4種類お伝えしますので、楽に痛みが軽減する巻き方を見つけていただければと思います。
そしてゴルフ肘とテニス肘の違いについても知識を深めてくださいね!
ゴルフ肘のサポーター選びについてはこちらをご覧ください。
→ゴルフ肘でサポーターを使う目的と基準を徹底解説!お勧めのサポーターとは
Contents
ゴルフ肘になる原因
ゴルフ肘になる原因はゴルフや日常生活で手首を返す動きが多かったり、強い力が加わることで、筋肉のついていて肘の内側に炎症が起きる障害のことです。
ゴルフの動作では
- 手打ちによるスイング
- ダフることが多い
- 両肘に力が入りすぎている
- クラブを握る力が強すぎる
が当てはまり、日常生活では
- 重いものを持つことが多い
- 瞬間の力で物を掴むことが多い
- 手首を返す動作が多い
ことでゴルフ肘になりやすいです。
ゴルフ肘の症状とは
ゴルフ肘の症状は肘の内側が
- 押すと痛い
- 物を握ると痛い
- 肘の伸ばすと痛い
となります。
症状が悪化すると何もしなくても痛みを感じるようになります。
テニス肘との違い
よく混同してしまうのが「テニス肘」です。
簡単な見分け方は《肘の内側がゴルフ肘、外側がテニス肘》です。
症状は
- タオルを絞る
- ドアノブを回す
- 手の甲を上にしてものを掴む
- テニスではバックハンドの動き
で痛みを感じます。
テニス肘について詳しくはこちらをご覧ください→肘の痛みをセルフケアで治す方法と、もうならない為の予防法
ゴルフ肘のテーピングの貼り方
テーピングの貼り方をご紹介します。
それぞれを合わせて貼ってもいいですし、どれか一つの巻き方でも構いません。
一番楽な巻方を見つければいいので、何をしてダメ、ということもありません。
ただし、強く巻けばいいということでもありませんので注意が必要です。
握る力が強くなるテーピング
手首を強くすると肘の痛みも軽減します。
使うテーピングの幅は3.75ミリです。
手は「パー」の状態で手全体に「張り」を作り、テーピングも少し強めに貼りましょう。
パーにして貼るのがポイントです。
肘から手首の力を入りやすくなるテーピング
手首だけでなく、肘の周辺にも同じように貼ります。
この時も手の指は「パー」で張りを作って貼ることで力も入りやすくなります。
筋肉への負担負担を軽減するテーピング
次は肘を曲げて貼る方法です。
テーピングの幅は50ミリです。
肘を90度に曲げて手首から肘の内側に貼ります。
赤線のあたりから少しだけテーピングを引っ張って貼るとより効果的です。
肘関節の動きと負担を軽減するテーピング
次は応用編です。
テーピングは3.75,ミリを使います。
肘を90度より伸ばします。
手首と肘の間から始まり、自分にとって右巻きにクルクルと巻いて二回転めで肘の内側を通り、三回転目で終わります。
ここで右左の肘で貼る方向が変わりますので注意です。
左手は右巻き、右手は左巻きになります。
すこ〜しだけ伸ばしながら貼ると良いでしょう。
サポーターの付け方と選ぶ基準
サポーターの付け方は必ず説明書の通りにつけることが大切です。
選ぶ基準ですが、痛みが楽になるのはもちろんですが、合わせて肘の動きが軽くなるサポーターが理想的です。
痛みはないけど肘が重い…ということもありますので、巻く強さや位置には注意が必要となります。
メーカーもたくさんありますので、できれば試着してから購入できるといいですね。
痛みを感じたらRICE処置
痛みを感じたらケアをすることで最小限の症状で抑えることができます。
特にスポーツ後に痛みを感じる時には必ずRICE処置を行いましょう。
RICE処置についてはこちらをご覧ください→アイシングを効果的にする方法、時間と回数、やりすぎない為の注意点
日常生活で痛みを感じる場合には、痛い方の手は使わないことが最も痛みを軽減する方法となります。
ゴルフ肘のような痛みは、できるだけ使わないことが痛みを軽減する近道ですので、少しでも痛い動きを避けてくださいね。
ストレッチで日々のケア
ゴルフ肘で痛みを感じるところは筋肉がついているところです。
この筋肉を緩めることで痛みの軽減につながります。
方法もカンタンですので行ってみましょう!
手のひらを上にして手首を反らします。
そして、小指側をスライドすること肘についている筋肉をさらに伸ばすと良いでしょう。。
小指側を強くスライドすると関節技になってしまいます。
痛みに耐えながらのストレッチは逆効果ですので気持ちいくらいが理想的です。。
ストレッチについてはこちらをご覧ください。
→間違ったストレッチをしないために、知っておくべきこととは?
ゴルフ肘の痛みにはテーピングで対応しましょう
ゴルフ肘はテーピングで対処することですぐに痛みを軽減・なくすことができます。
テーピングは自分なりの方法や強さ知るとかなりの見方となりますので、一度貼ってダメでも何度も貼るとコツが掴めてくるので、めげずに張りましょう!
強く引っ張って貼ると水膨れができてしまいますので、くれぐれも引っ張りすぎて貼るのだけは気をつけてくださいね!