ゴルフ肘でサポーターを使う目的と基準を徹底解説!お勧めのサポーターとは
カテゴリー:肩・肘・手首の痛み
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中高年に人気のゴルフですが、長年続けると肘への負担が増えるのと同時に年代的にもなりやすいゴルフ肘。
ゴルフをする時間はあるけど、治療にいく時間はない、という方にはサポーターが強い味方になります。
間違ったサポーターの使い方と選び方をしないために「ゴルフ肘でサポーターを使う目的と基準を徹底解説!お勧めのサポーターとは」という内容でお伝えします。
是非とも知識を深めていただければと思います!
※尚、文中にご紹介している商品は、アフィリエイト広告を利用しています。
ゴルフ肘のテーピングの巻き方についてはこちらをご覧ください→ゴルフ肘のテーピングの貼り方4選!うまく巻くコツは「少しの張り」
Contents
ゴルフ肘のサポーターの効果と目的
早速ですが、サポーターの目的とは何があるのでしょうか?
- 保温
- 圧迫
- 固定
- 保護
が主な目的となります。
この中でもゴルフ肘に必要なのは【圧迫と固定】ではないでしょうか。
寒い中行うこともありますが、冬にプレーする方はごく一部かと思いますので保温は当てはまりにくいかと。
コンタクトスポーツでもありませんので保護という目的も必要ないこととなります。
一番の目的は【圧迫と固定で痛みが楽になるかどうか】でしょう。
ゴルフ肘のサポーターでアマゾンや楽天、ZAMST(ザムスト)で人気なのは?
ゴルフ肘に人気のサポーターは何があるのでしょうか?
アマゾンと楽天のランキング、ZAMST(ザムスト)のサポーターを見てみましょう。
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やはりバンドタイプが人気のようですね。
- 着脱が簡単
- 一人で巻ける
- 強弱の調節がすぐにできる
ことが人気の理由と考えられます。
肘を覆うタイプのサポーターもいいとは思いますが、この時期だと暑かったり、脱ぐときに汗で脱ぎづらいということもあるでしょう。
ある程度の範囲を覆うタイプのサポーターは、筋肉に適度な圧迫力が加わることで動きに無駄がなくなり、軽くなるという特徴があります。
ですが反面デメリットも。
ゴルフなどフォームが重要な競技では、肘などの体の一部が軽くなる事でフォームの崩れが生じ、一番良くない「手打ち」になってしまうことも。
もちろん体の一部が軽くなる事でスコアや飛距離が伸びることにもつながります。
ゴルフ肘にはバンテリン
ゴルフ肘のような痛みには、CMでよく流れているバンテリンなど炎症を鎮める効果のあるものは効果的です。
ゴルフのラウンドは早くて2時間ほどかけて18ホールを回ります。
しかもスイング数となると少ない人でも約80スイング、多い人では140を超える人もいます。
プロのように効率の良いスイングなら問題ないのですが、なかなかそうもいきません。
本当にゴルフというスポーツは難しいものですが、その難しさが楽しいのかもしれませんね。
スポーツはなんでもそうですが「力ではなく全身を使って」ですね。
ゴルフ肘のサポーターを選ぶポイント
サポーターを選ぶ時ってバンドタイプがいいのか、覆うタイプがいいのか迷いませんか?
その選び方もご紹介しますね。
まず、サポーターに求める効果ですが
- 痛みが楽になる、なくなる
- 動きが軽くなる
ことが必須です。
サポーターについてはこちらをご覧ください。
デザインだけで選ぶ方はいらっしゃらないかと思いますが、サポーターを購入の際には必ず一度は試着してできれば理想的ですよね。
さて次はどちらのタイプのサポーターがあなたの症状に合っているかです。
接骨院の現場では、緑シールのポイント3点の硬くてスジ張っているところでほとんどの痛みが楽になります。
押したまま肘の曲げ伸ばし、または何かを握ってみましょう。
肘の曲げ伸ばしが軽い、握った時に握力が上がった感じがした時にはバンドタイプが良いと判断します。
では覆うタイプですが、このタイプの確認方法はタオルを肘周辺に巻いてみましょう。
一人でタオルを巻くのは難しいので家族の方に巻いてもらってください。
巻いてみて肘の痛みが楽になる、または動きが楽になった時には覆うタイプの方が合っていると判断します。
そして、実際にお店でサポーターを試着してから購入、という流れが一番の理想です。
どちらも強く押しすぎ、巻きすぎには注意してくださいね!
ゴルフ肘になったらすべきこと
ゴルフ肘になっているということは痛みがあるということです。
痛みはできるだけない方がゴルフのスコアも伸びるでしょう。
ということで、ゴルフ肘になったらすべきことをご紹介します。
練習前
練習前には必ずストレッチをして体に動く合図を送りましょう。
ウォーミングアップをしてからではなく、一球でも打つ前にです。
ゴルフ肘に効果的なストレッチの方法はこちらをご覧ください→ゴルフ肘のテーピングの貼り方4選!うまく巻くコツは「少しの張り」
筋肉に柔軟性がない状態で突然強い力が入ると、筋肉のついている腱が急激に伸ばされてしまいます。
そして腱というものは年齢と共に弱くなってしまうもので、弱いものに急に強い刺激が入ったらどうなるでしょう。
しかもその後からは何十球と打ち、肘や周りの組織に刺激が入り続けるのです。
ラウンドに入る前に何十球、ラウンドでさらに100球前後の刺激…
これでは痛めてしまうのも無理はないと思いませんか?
少しの痛みで抑えるために、痛みをさらに強くしないためにもきちんと準備してから打つようにしましょう!
練習やラウンド後
練習後やラウンド後の肘の状態は刺激が入り続けたことで肘には炎症が起きています。
起きている炎症と、これから強くなるかもしれない痛みを最小限にするためにアイシングは必須です。
アイシングについてはこちらをご覧ください→アイシングを効果的にする方法、時間と回数、やりすぎない為の注意点
できるのでしたらラウンドしながらでもアイシングは効果的です。
練習やラウンド後はアイシングを、自宅に帰ってからは温めると患部の組織修復が促進されます。
フォームの改造
非効率なフォームがゴルフ肘の原因だとしたらフォームの改造が急務です。
フォームが悪いと効率が落ち、無駄な力を要することになります。
痛みに耐えながらも打つことは、身体とスコアにいいことは何ひとつありません。
手打ちや上半身だけでのスイングを早急に改善することで痛みも軽減・消失し、スコアも伸びることでしょう。
フォーム改造の間はスコアも落ちてしまいますが、痛みを長く抱えることの方がよくないと私は思います。
ゴルフ肘になったらサポーターを上手に使おう
サポーターの装着により痛みや動きがスムーズになるなら合っているということになります。
痛みを感じたら治療はもちろん必要ですが、痛みはいつ出るかわかりません。
そんな時にはサポーターを上手に使って肘への負担を軽減しながらゴルフを楽しみましょう。
くれぐれも我慢しながら、痛みをサポーターでごまかしながらは禁物ですよ!