ふくらはぎの筋肉痛について。原因や状態、早く治す方法をお伝えします。
カテゴリー:脚の痛み
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ふくらはぎの筋肉痛はハードなスポーツや階段の上り下りなどをし
ここではふくらはぎの筋肉痛について、原因や状態、
Contents
ふくらはぎの筋肉痛について
はじめにふくらはぎの筋肉痛について見ていきましょう。
原因
ふくらはぎの筋肉痛は、
- 普段しない動きをした
- 普段よりも強度の強い動きを行った
などが原因でなります。
筋肉痛について詳しくはこちらをご覧ください。
状態
ふくらはぎの筋肉痛は筋原繊維へのダメージによる炎症で、
- 動かすと痛い
- 押すと痛い
- 少し熱感がある
ふくらはぎの筋肉痛は、患部の損傷が強い際には日常生活に支障をきたすケースもあります。
時には筋肉痛と肉離れの判別が難しいことも。
肉離れと筋肉痛について詳しくはこちらをご覧ください。
予防法
ふくらはぎの筋肉痛を予防するには、
などになります。
完全に予防することは出来ませんが、予防を行えば辛い筋肉痛になることは予防できるでしょう。
ストレッチとアイシングは大切な予防法ですので、是非ともお見知り置きください。
→間違ったストレッチをしないために、知っておくべきこととは?
→アイシングを効果的にする方法、時間と回数、やりすぎない為の注意点
ふくらはぎの筋肉痛を早く治す方法
ここではふくらはぎの筋肉痛を早く治す方法をご紹介します。
マッサージ
筋肉痛がある時のマッサージには、
- 緊張した筋肉を緩める
- 血行が促進されて筋肉の回復を促せる
などの効果が期待できますので、ふくらはぎに筋肉痛が起こった際には是非ともセルフマッサージを行なってみてください。
- ふくらはぎの筋肉痛がある部分を手のひらで探る
- 痛みのポイントが見つかったら手のひらで圧迫する
- 押す強さは痛すぎない程度
- 押した状態10〜15秒ほどキープ
- 可能であれば、足首を上下に10回動かす
痛みを我慢しながら行うと痛みや症状が強くなりますので、痛みが強いときには無理せずに行いましょう。
ふくらはぎの他に行うマッサージについてはこちら。
→筋肉痛への部位別マッサージ方法をご紹介。早期対処で早期回復!
テーピング
ふくらはぎの筋肉痛のテーピングよる対処法は、
使用するテーピングのサイズは50ミリで、写真のように1本と、もう1本は真ん中でカットします。
ふくらはぎの筋肉痛のテーピングの貼り方は、
- うつぶせになって足首を90度に曲げる
- 足裏のかかとから膝裏に向かって1本貼る
- 真ん中のテーピングの両端を囲うようにもう1本貼る
筋肉痛が強い場合には少し引っ張って貼ると張力が強くなり、症状も軽減されるでしょう。
最初のうちは自分で貼るのは難しいかもしれません。
テーピングの効果的にする方法についてはこちら。
→テーピングの効果って?効果を最大限活かすための注意点と疑問アレコレ
温める
ふくらはぎの筋肉痛は、
筋肉痛になって患部を温めると、
お風呂に入ると身体は温まり、浮力も加わってリハビリにも適しています。
足首に不調のある方は正座をしてみてはいかがでしょうか。
→足首を伸ばすと硬くて正座ができない方はストレッチinお風呂で解決!
ふくらはぎの筋肉痛についての疑問集
ふくらはぎの筋肉痛についての疑問集を見ていきましょう。
なかなか治らないのはなぜ?
筋肉痛は痛みが生じてから五日以内でほとんど症状はなくなります。
ただ、筋肉痛が起こってから五日以上経っても痛みが治まらない場合は肉離れの可能性があるため、すぐに施術を受けるようにしましょう。
病院に行っても湿布と安静のみで症状はすぐに軽減しませんので、接骨院・整骨院で施術を受けた方が賢明です。
接骨院・整骨院についての関連記事はこちら。
歩けないほどの痛みでも筋肉痛?
ふくらはぎの筋肉痛でも広範囲、または筋繊維の断裂が酷いケースでは、翌日歩けないほどの痛みになることも。
そのほかにも、歩けないほどの痛みがふくらはぎに出ている場合は、
- 血管の異状によるもの
- 神経の異状によるもの
の可能性も否定できません。
歩けないほどの痛みが血管や神経の異状によるものの場合を判断する方法として、
- アイシング
- 温める
が挙げられますが、両方を試しても症状に変化がない時には、
痛みの原因が片足だけなのはなぜ?
片足だけに痛みが出てしまう原因は、単に偏った動きをしたため、または筋力不足で起きます。
筋肉痛の他の原因として考えられるのは深部静脈血栓症(エコノミー症候群)
ただ、筋肉痛と深部静脈血栓症(エコノミー症候群)の大きな違いは【運動後、または翌日(場合によっては翌々日)に症状が出るのか、動かない時間(目安は4時間以上)があった後に症状が出たのか】で判断することが可能です。
両者の判別は比較的難しくはないでしょう。
つった様な痛みが続くのも筋肉痛?
ふくらはぎのつったような痛みは筋肉痛では起きず、考えられる原因としては
- ミネラルの不足
- 水分不足による脱水
- 冷え
です。
つった状態を「こむらがえり」といい、その原因や対処法はこちらをご覧ください。
→こむらがえりの原因と予防法、上手に対処するには?柔道整復師が解説!
ふくらはぎに隠れてる疾患
ふくらはぎの筋肉痛だと思っていたら、「実は重大な疾患が隠れていた」なんてケースも否定できません。
ここではふくらはぎに隠れている主な疾患について見ていきましょ
肉離れ
筋肉痛と肉離れの判別は、症状と画像にて両者を見分けることが可能で、下記の症状があれば肉離れと判断します。
- 患部が凹んでいる
- 内出血や熱感がある
- 超音波(エコー)にて筋繊維や筋膜の断裂が見られる
画像はふくらはぎの肉離れで、白い線が途中で切れているのがわかります。
痛いながらも歩いて来院されました。
下肢静脈瘤
下肢静脈流は足の表面近くを通っている静脈が、
下肢静脈瘤は、静脈自体に何らかの異状があったり、
もし足がつりやすい、または表面に痛みを感じる際には血管外科や皮膚科、一般外科を受診しましょう。
閉塞性動脈硬化症
閉塞性動脈硬化症は、
ふくらはぎの血流が悪くなるため、しびれや歩行時の痛み、
筋肉痛との判別は【じっとしていると症状がないのは筋肉痛、じっとしていても症状があるのが閉塞性動脈硬化症】と判断できるでしょう。
坐骨神経痛
坐骨神経は、
坐骨神経痛はこの神経がさまざまな原因でダメージを受け、
坐骨神経についてはこちら。
→坐骨神経痛でしびれがあるのはなぜ?チェック方法とストレッチを紹介
深部静脈血栓症
深部静脈血栓症は、足・
下肢の痛みや腫れ、皮膚の変色などが生じ、
筋肉痛では腫れや皮膚の変色はありませんので、容易に判別できるでしょう。
【まとめ】ふくらはぎの筋肉痛について
本記事ではふくらはぎの筋肉痛について、原因や状態、
ふくらはぎの痛みは一時的な筋肉痛だと思っていても、
ふくらはぎの筋肉痛が長引いている際には肉離れや病気の可能性も考慮して