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公開日:2024年9月26日

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「筋膜炎(筋膜炎)」という言葉はご存じでしょうか?

筋膜炎とは筋肉を覆っている膜に何かしらの影響により痛みが出る障害のことをいいます。

ここでは筋膜炎について、さらに詳しい原因や症状、種類や起こりやすい部位、筋膜炎を治すための方法を見ていきましょう。

筋膜炎に間違えやすい「筋肉痛」について詳しくはこちら。

筋肉痛の原因と回復促進方法、予防法を詳しくご紹介!

院長:伊藤良太
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筋膜炎とは

筋膜炎とはどのような障害のことをいうのでしょうか。

筋膜炎の主な原因や症状、種類と治療法についてそれぞれ見ていきます。

原因

筋膜炎は、

などが主な原因で起き、筋膜の水分が失って硬くなり、柔軟性が低下して痛みなどの不具合を感じる障害です。

筋膜炎は運動で生じることはもちろん、動かなすぎても起きるのが特徴とも言えるでしょう。

症状

筋膜炎を生じると、

などの症状が出るでしょう。

原因となる部位ではないところでも起きるため、筋膜炎と特定するのが難しいです。

筋膜は筋肉同士や周りの組織との摩擦軽減の役割があるため、伸張性が低下してしまうと痛みはもちろん、うずくような痛みやつっぱり感が出やすくなります。

筋膜炎による炎症では、アイシングを行うと痛みやその後の変化も早くなります。

アイシングについてはこちら。

アイシングを効果的にする方法、時間と回数、やりすぎない為の注意点

種類

筋膜炎には主に、

の3つの種類があります。

一般的な筋膜炎は運動により起きるものですが、好酸球性筋膜炎は、腕や足に生じる疼痛を伴う炎症や腫れ、患部の硬さなどが生じる筋膜炎で、激しい身体活動を行うことが主な原因となり、特に中年男性の発症が多い傾向です。

壊死性筋膜炎は手足の広範囲に急な腫れと痛みが生じ、全身の状態が悪くなる障害で、糖尿病や免疫力が落ちている人に起こりやすい傾向にあります。

壊死性筋膜炎は頻度が少ない傾向にあるものの、一度生じてしまうと短時間でも重篤な症状になるリスクがあるため、早期の発見と治療・施術の開始が重要です。

起きやすい部位

筋膜炎は筋肉のあるところ、どこでも起きうるものですがその中でも特に起こりやすい部位は、

があり、無理な運動を続けてしまうと筋膜断裂や筋断裂を併発して悪化してしまうでしょう。

治療法

筋膜炎の治療法は、その種類によって異なっています。

筋膜炎の主な治療は、

などがあります。

好酸球性筋膜炎の場合は、経口プレドニゾンという薬を服用したり、患部の外科的な解放治療がとられるケースもあるでしょう。

壊死性筋膜炎の場合は、抗菌薬の服用や手術、人工呼吸器などの装着による治療が主になっています。

トリガーポイントとは、身体の表面に押すと痛みと伴うしこり(硬結)のことを言い、そこへ注射によって薬剤を注入すると痛みがなくなるという治療法です。

組織の損傷を促すには超音波や酸素ルーム加圧式トレーニングも大変効果的ですので、是非ともお試しください。

酸素ルーム加圧式トレーニングについてはこちら。

酸素ボックスとは?仕組みや効果、さまざまな疑問にお答えします

加圧トレーニングの効果とは?実は良いことだらけなのをご存知ですか?

筋膜炎の治し方

筋膜炎を治すためには、酷使した筋肉の安静を図ることが第一の条件です。

ここでは筋膜炎の部位別の治し方についてお伝えしていきますが、これから紹介する方法に加えて、

なども併用するとさらに症状改善が早くなるでしょう。

背中

背中は全身の中でももっとも大きな筋肉が存在しているため、筋膜炎が起こりやすい部位です。

背中の筋膜炎の治し方は、

などがあり、運動器によるリハビリテーションや自主エクササイズなども良いでしょう。

筋膜リリースの方法は、こちらを参考にしてみてご覧ください。

筋膜リリースの効果的なやり方

ふくらはぎ

ふくらはぎの筋膜炎では、炎症を起こしている部位に物理的な刺激を与える方法が選択されることも。

また筋膜炎で硬くなってしまった筋肉の循環を助けるために、自身での治し方においては、入浴・サウナを推奨されるケースもあります。

ふくらはぎの筋膜炎の治し方にはその他にも、良質な睡眠や栄養バランスの取れた食事、適度な運動も回復を助ける方法として有効です。

こちらの記事の内容はそのまま筋膜炎にも当てはまりますので、参考にご覧ください。

ふくらはぎの筋肉痛について。原因や状態、早く治す方法をお伝えします。

太もも

太ももの筋膜炎の治し方は、アイシングやホットパック、電気や超音波治療がとられることがあり、この治し方は背中や首などの部位にもとられるケースがあります。

太ももの筋膜炎の治し方にはさまざまなパターンがあり、状態や症状によって適切な治し方が異なってくるケースがありますので、自己判断ではなく、先生の指示のもと行った方が良いでしょう。

こちらの記事内でも筋膜炎に効果的な方法を紹介しておりますので、ご覧ください。

筋肉痛への部位別マッサージ方法をご紹介。早期対処で早期回復!

腰の筋膜炎は「腰部筋筋膜炎(ようぶきんきんまくえん)」と呼ばれ、長時間同じ姿勢でいることが主な原因となり、デスクワークの人や運動不足の人は特に注意しておきたい障害です

腰の筋膜炎は基本的に安静を保つことが基本となりますが、動かないことによって起こる腰部筋筋膜炎は座っているよりも横になっている方が良いでしょう。

ただ、起き上がりの際に痛みを感じやすいという特徴もあるため、ずっと同じ姿勢をいるのではなく、寝返りをしながら過ごすことをお勧めします。

同時に患部を入浴やカイロで温めることも回復促進につながるでしょう。

腰へのアプローチ方法は座って手で行うマッサージ」の項を参考にご覧ください。

妊婦さんの腰痛はマッサージで対応!その方法と腰痛の原因も解説!

首の筋膜炎の治し方は、トリガーポイントの治療が主です。

トリガーポイントの治療には、痛みが出ている部位を傷つけたり麻痺させて正常な受容器の再生を促す目的があり、

などの方法があります。

ただ、病院に行く必要があったり、行く時間がなかったりする場合にはこちらの方法を行ってみてください。

肩こりで痛い原因とは?痛い時の対処法、チェック方法や疑問に回答!

方法はカンタン!押して痛いところを、弱い力で押しながら首を前後・左右と動かすだけです。

【まとめ】筋膜炎について

本記事では筋膜炎について、原因や症状、起こりやすい部位、筋膜炎を生じている部位それぞれの治し方をお伝えしてきました。

筋膜炎は部位にかかわらず広範囲にわたって痛みが出やすく、日常やスポーツ活動の支障になる可能性があるため、早い段階で適切な治療や施術を受けていただければと思います。

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